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『武陵源』は、世界自然遺産に登録されている中国でも屈指の絶景スポットです。
近年では、2009年に公開された大ヒット映画『アバター』の世界観のモデルとなった場所として脚光を浴びました。
日本のテレビ番組でも度々紹介されていますし、特に2017年公開の堺雅人さん主演の映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』で黄泉の国のモデルとなった場所として有名ですよね。
あの美しい映像を見て、「武陵源に行ってみたい!」と思われた方も多いのではないでしょうか。
でも、武陵源はまだまだ日本人にとって馴染みのある観光地ではないので、行くのをなんとなく躊躇してしまう場所ですよね。
そんなあなたのために、今回は私自身の「武陵源」観光をもとに、行き方、3つのアドバイスなどをご紹介します!
武陵源ってどこにあるの? 行き方・ベストシーズンは?
- 武陵源の基本情報
- 住所:中華人民共和国湖南省張家界市
- ベストシーズン:4~10月
- 日本との時差:マイナス1時間
- 行き方:日本からの直行便はありません。基本的な行き方は北京や上海などの大都市を経由し張家界空港へ向かいます。そこから武陵源は車で1時間半から2時間掛かります。空港と駅及びバスターミナルは約2キロ離れているので、個人でいこうとするとタクシーが必要かもしれません。
正直、中国語が喋れないとかなり大変なので、日本からのツアー旅行に参加するのが安心安全だと思います。
武陵源は張家界市周辺にある複数の自然保護区の総称です。1992年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
水墨画の世界に入り込んだような岩山の絶景が広がり、その神秘的な雰囲気から「仙境の世界」と言われています。
武陵源へ行くには何日必要?
日数について
武陵源を観光する為には最低でも3泊4日は必要です。
中国国内での乗り換えや張家界空港から武陵源への道のりを考えると、どうしても移動に時間が掛かってしまいますし、武陵源は広大な範囲に様々な絶景が広がる観光地です。
2日だけでは到底すべてを見ることは出来ないので、最低でも3日は現地にいる時間を作った方が良いと思います。
費用や準備したほうが良い物は?
費用について
まず私自身が掛かった費用は、上海発のツアーでしたので、2泊3日でホテル、航空券、全食事付4,980元(日本円にして約80,000円)です。
日本からのツアーだと大体10万~30万でツアーが組まれているようでした。
中国観光の際の注意点
中国では日本のクレジットカードやスマホ決済機能がほぼ使用できません。
中国独自のクレジットカードや決済ツールしか使用できませんので、現金を多めに持っていくことをオススメします。
※これに関しては制度がかなり短期間で細かく変更されてしまうため、現在は変わっているかもしれません。
また、基本的にはLINEやYahooは使えません。
日本と同じ環境で使用するにはいくつか方法がありますが、簡単なのは2パターンで、各携帯会社の海外パケット放題に申し込むか、日本でVPN機能付きのWi-Fiをレンタルしていくかになります。
自分の携帯会社のプランやWi-Fiレンタルについて事前に調べることをオススメします!
武陵源2泊3日の観光プランを紹介!
それでは、実際に私が行った行程や観光した場所などについてご紹介したいと思います!
上海から武陵源に到着するまで
私は上海に長期滞在していたため、㈱日本旅行・上海支店さんで2泊3日のツアーを予約しました。
上海には多くの日本人駐在員がいて、日本人向けに日本語で書かれた旅行や飲食店、美容院の情報が記載されたフリーペーパーがすぐに手に入ります。
その中から金額や内容等を比較してこちらの旅行会社さんにお世話になる事にしました。日本人の担当の方が細やかに連絡を下さり、何の不安もなく当日を迎える事が出来ました。
出発は上海にある浦東国際空港からです!
上海航空の18:00発の便に搭乗し、張家界空港には20:45に着きました。遅延等も無くスムーズに来られたこと、平日の遅い便にも関わらず満席だったことに驚きました。
乗客はほとんど中国の方で日本人は見かけなかったように思います。武陵源でも日本人の方はほぼいませんでした。
機内はモニターも無く、当時上海航空は機内でスマートフォンを見ることを禁止していたそうで(機内モードにしていてもダメ!)、ダウンロードした本を読んでいるとCAさんに怒られてしまいました。
※これは現在もそうなのか不明です。
3時間弱のフライトなので、日本から紙媒体の本を持参することをオススメします!
現地の空港に着くと、そのままツアーで用意された車に乗り、
武陵源にある5つ星ホテル、京武プルマンホテルまで送ってもらいました。
ホテルはかなり大きく清潔感もあり、お部屋も広々としていて、朝食ビュッフェはかなり豪華でしたし、期待していた以上に大満足のホテルでした!
武陵源ツアー1日目
翌朝からはついに武陵源の観光がスタートしました! ガイドさんがホテル前まで迎えにきてくれたので、まさに至れり尽くせりの旅です。
武陵源は個人で行くと現地カウンターで日数に合わせた入場券を購入しなければならないのですが、今回はツアーなので、これからの行程で乗る周遊バス、エレベーター、ゴンドラの料金も全てツアー代に含まれていました。
個人観光では、周遊バスは入場料に含まれていますが、その他の移動手段は都度別途料金が必要なので注意が必要です!
武陵源の入場ゲートに到着すると、既にそこは中国の絵画に迷い込んだよう! 大きな塔や壮大な景色がこれからの観光のワクワク感を増大させてくれます!
ここからは、回った順番に絶景ポイントをご紹介します!
十里画廊
ここではトロッコにのって景色を楽しめます。車窓からの景色は圧巻で、歩かなくていいところもポイントが高かったです!笑
写真は、犬の形をしている岩というそうですが、確かに犬っぽいですよね!
百龍エレベーター
岩肌に沿ってそびえたつエレベーターはなんと高さ326M!
このエレベーターで山頂付近まで一気に昇ることができます。何基かありますが、混雑していて乗るまでにかなり待ちます。乗ってみると、奥の壁がガラス張りになっており、下を見るとかなり怖かったです。
アバターのモデルとなった岩
写真の真ん中に1本そびえ立っている大きな岩柱が、アバターで実際に映像化された岩だそうです。
天下第一橋
写真の奥に見える赤い手すりが見えますか? あそこには自然に出来た天然の橋があり、渡れるようになっています!
下を見るとかなり高くて怖かったので、私達は見るだけに留めておきました。(笑)
御筆峰
こちらは細い筆がたくさん並んでいるように見えることからこの名前が付いたそうです!
天子山ロープウェイ
1日目の最後は山頂から麓に降りるため、石柱林の間をすり抜けるように作られたロープェイに乗りました。
絶景の間を飛んでいるような気分になり、この旅の中特に思い出に残る体験でした!
これで1日目の観光は終了です。
1日目が終わりホテルへ
朝からかなり歩いたので、夕方にはホテルの部屋に戻っていましたが疲労感はすごかったです。
少し休憩して、夕食はツアーについている地元の名物である竹筒料理を食べに行きましたが、正直おいしくなかったです。(笑)
夕食後は、ガイドさんに勧められたショーを見に行ってみました!
武陵源のある地区は多様な少数民族が住む土地のようで、各民族の踊りや歌などをミュージカル調に演出された舞台だったのですが、なにぶんすべて中国語なので雰囲気を楽しむしかありません!
劇場は満員御礼で、幕が下りると中国の方は拍手喝采だったので、言葉が分かればより楽しめたのかもしれませんが、雑技団のような要素もあり言葉がわからなくても充分楽しめました!
武陵源ツアー2日目
今日も朝から観光開始です!
まずは武陵源のゲートをくぐり、再び絶景の世界へ足を踏み入れます!
ここからは周った順番にご紹介しますね!
金鞭渓
ここは奇岩が360度そびえ立ち、渓流もあって武陵源の中でも特に絶景ポイントでした!
下から見上げる岩は本当に迫力満点で感動しました!
宝峰湖
こちらは人口の湖との事でしたが、船に乗って絶景をめぐる箇所として人気だそうです。
ゆっくりと進む船から美しい景色を望むことができ、とてもすてきな時間を過ごせました。
黄龍洞
ここはガイドさんの説明によるとアジア最大の鍾乳洞だそうです!
巨大な洞窟の中で途中船に乗ったり、ライトアップされた中を歩いたりします。
まるでゲームの世界に迷い込んだような雰囲気にドキドキします!洞窟内はかなり舗装されていて歩きやすかったです。
これでツアーの全行程が終了です!
武陵源へ行きたいけど迷っている方へ
実際に現地に行った私が、これから武陵源への旅行を考えている方にお伝えしたいことは3つ!
- 武陵源での観光はこれでもかというくらい歩きます!履き慣れたスニーカーと歩きやすい服装がマストです!
- 張家界市は中国でも地方にあたる場所です。日本語や英語は通じないところが多いので、中国語が話せない方は無理せずツアーで行きましょう!
- 行くには勇気がいるし遠いけど、その苦労をしてでも見るべき絶景がそこにはあります!私は本当に行って良かったと思っています!
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