ニュージーランドはエコツーリズムが盛んな南半球の島国です。
テカポの満点の星空やマウント・クックをはじめとする美しい山々、
ワナカ湖のような青々としたいくつもの湖。
どれも魅力的ですが、忘れてはならないのは氷河です!!
世界中を探しても限られた場所にしかない幻想的な氷河ですが、ニュージーランドには何か所も氷河があります。
しかも観光地になっているので手軽に見に行くことができるんです。
手軽に行けるといっても、
服装を間違えると地獄のような思い出になってしまうので気を付けてください!
そこでニュージーランドを旅するなら、押さえなければいけないポイントと、
おすすめの氷河スポットを3つ紹介したいと思います。
まずは準備を整えて
氷河観光は気軽に行くことはできますが、どの氷河であっても道は決して舗装されているとは限りません。
砂利道やぬかるんだ場所ももちろんあるので、滑りにくい靴と歩きやすい服装を心がけましょう。
間違ってもヒールのあるくつや、丈の長いスカートなどで行かないようご注意を。
フォックス氷河
まずは、南島西部のウェストランド国立公園(Westland Tai Poutini National Park)にある氷河の1つ、フォックス氷河(Fox Glacier)!
かつてニュージーランドの首相を務めた、サー・ウィリアム・フォックスにちなんで名づけられたこの氷河は、雪の積もるサザンアルプスの高さから、海抜約300mの温帯雨林地帯まで広がっています。
同じくフォックスの名前が付けられた地元の町より、車で約10分のところに見学スポットは位置していますが、遊歩道兼サイクルトレイルが整備されているので、小一時間ほどの散歩を楽しみながらでもたどり着くことができます。
余談ですが、フォックスの町は本当に、本当に小さい町で、100mぐらいでメイン通りが終わりじゃないかという程。
数件の飲食店と、アコモデーション、ツアーデスクと唯一の商店のみというシンプルさ。(笑)
アコモデーションによっては自炊が可能で、外食よりは費用を抑えられますが、他の町と比べると商店の物価がとても高いので、フォックスの町に入る前に、少し食料を調達しておいた方がいいかもしれません。
遊歩道を1時間弱進んで行くと、フォックス氷河見学のための入口と駐車場に出ます。この時点で、フォックス氷河の全体を見ることができますが、約30分進んでみると、氷河へもう少し近づくことができます。
氷河そのものを見る機会は滅多にないので、巨大な氷の造形物に感動する傍ら、思っていたよりも遠いところで見学することになり、少々物足りない!と感じるかもしれません。
実は、かつてはもう少し間近で見ることが可能だったそうですが、氷河の後退が進んでいるため、現在はかなり遠くに感じるようになってしまったとか。
入口付近にある看板には、2008年と2014年時の氷河の状態が掲示されており、氷河の急速な後退を知ることができます。
氷河のダイナミックさに少し欠けるところがあるかもしれませんが、地球温暖化の影響を深刻に受けているということを、実際目の前にして感じることのできる貴重な場所なので、ぜひ訪れてみてください。
フランツ・ジョセフ氷河
2つ目はフォックス氷河と双子と呼ばれ、同じくウェストランド国立公園内にある、フランツ・ジョセフ氷河(Franz Josef Glacier)です。
1865年に地質学者:ユリウス・フォン・ハーストが発見し、オーストリア・ハンガリー帝国皇帝の名前にちなんで名づけられたこの氷河は、現在約11kmの長さを有し、先ほどのフォックス氷河より、一般の見学場所が近くに設置されています。
同じ名前の町の規模はフォックスに比べても大きく、1日でフォックス氷河とフランツ・ジョセフ氷河を車で周ることができる距離にあるので、フランツ・ジョセフを拠点にして行動する方がよいでしょう。
氷河のポイントまでは、近くの駐車場から片道およそ45分。特に大きい山も、急な坂もなく、子供連れでも可能なウォーキングコースです。
氷河を目指して歩くものの、最初に出会うのは温帯雨林の植物たち。寒い場所にあるはずの氷河と温かいところにいるはずの植物たちが同じ場所に存在し、何とも不思議な気分になります。
温帯雨林をぬけると、次は道の側であちらこちらから流れている滝に出会います。氷河まで歩く距離は小一時間と少しかかりますが、道中の景色がこのように変化していくので、楽しみながら進むことができ、体感時間も短いかもしれません。
最後にある岩場を少し上がると、フランツ・ジョセフ氷河の大パノラマが広がります。
天気がいい日はアイスブルー色がより鮮明になり、氷河が一層美しくなるので、前日はてるてる坊主を作ったりして、晴れることをぜひ祈ってみてください!
ちなみに、これまではフォックス氷河もフランツ・ジョセフ氷河も、一般の観光客が徒歩で行くことのできる見学スポットを紹介してきましたが、ウェストランド国立公園の氷河は、ヘリコプターで降り立つことができます。(笑)
それが、この地域の名物アクティビティー、ヘリハイク!
各ふもとの町にあるツアーデスクにて申込み可能で、専属ガイドさん引率のもとヘリでひとっ跳びし、氷河の地に降り立ち、あたりを少し歩く体験ができます。
氷河を見ること自体が貴重な体験なのに、その上を歩いて間近に感じることができるとは、なんとテンションの上がるアクティビティー。
お値段は少し張りますが、一生の記念に参加してみるのもおすすめです!
公式サイト
ロブ・ロイ氷河
最後はウェストランド国立公園の双子とは少し異なり、氷河を見るためのトレッキングコースをご紹介します。
その名も、ロブ・ロイ氷河トラック!
オタゴ地方の湖が象徴的な街、ワナカ(Wanaka)から、トラックのあるマウント・アスパイアリング国立公園(Mount Aspiring National Park)までは、車で約1時間。
途中からは、未舗装の砂利道走行になるのでご注意を。
写真のような吊り橋を渡り、トレッキングスタートです。
日によって異なりますが、風が強めに吹いていると橋が結構揺れますので、冒頭からスリリングな体験をすることになるかもしれません。(橋は頑丈に造られています。)
同じ道を往復し、全体の所要時間は3-4時間程となります。
往路はひたすら上りなので、多少のしんどさはありますが、全体的にはそこまで難しいコースではないので、初心者でも日帰りトレッキングとして十分楽しめると思います。
森林の中を歩いていると、所々でロブ・ロイ・ストリームの綺麗な流れを見ることができます。
この流れの上流に向かって行くと、最後には森林地帯を抜け、草原の広がる展望スポットに到達します。
そこには緑の草原と、険しい岩肌、その上には氷河が目の前に広がり、たくましく美しい景色が訪れた人々を出迎えてくれます。運が良ければ、氷河の一部が崩れる瞬間を見たり、聞いたりすることができるかもしれません。
安全な場所からの見学ですので、雪崩に巻き込まれると言った心配はご無用です。また休憩スペースも用意されているので、氷河を目の前に持参したランチを取ることも可能です。
貴重な風景の中、坂道を登り続け、いい感じにお腹が減ったときの食事は格別なこと間違いなしです!
フォックス氷河やフランツ・ジョセフ氷河のような、氷河を見に行く!というのが主な目的に対し、ロブ・ロイ氷河はトレッキングと氷河見学という2つのメインが合わさった、お得な場所なので、運動好きな方はぜひ足を運んでみてください。
まとめ
・後退する氷河と地球温暖化を考える! → フォックス氷河へ
・温帯雨林と広大な氷河のコラボレーションを楽しむ! → フランツ・ジョセフ氷河へ
・氷河の上を歩いてみる!ヘリハイク体験! → フォックス/フランツ・ジョセフ氷河へ
・氷河までトレッキング! → ロブ・ロイ氷河へ
・どの氷河へ行くのも、安全装備で!
どの氷河にもそれぞれ特徴や魅力があるので、どこに行こうか迷いますよね。
日本ではなかなかお目にかかれない、大自然が長い時間をかけて造りだした氷河。日程を調整しながら、ぜひ全部を周ってみてください!
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