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世界で一番観光客が多い都市「芸術の都パリ」。
パリの中でも真っ先に訪れたい場所が、芸術作品が集結する世界最大級のミュゼ「ルーヴル美術館(ルーブル美術館 Musée du Louvre) 」です!
芸術に興味がなくても、テレビや教科書で見たことがある”傑作”を肌で感じ、一生に一度は行ってみたいと思われる方も多いはず。
今回は、私がオススメする「ルーブル美術館」の名画をたった3時間ですべて回りきるプランを紹介します!
事前にしっかり予習をして行かないと、みたいものを見逃したり、何となくみてしまうことになりかねません。
ルーヴル美術館の基本情報
ルーヴル美術館の開館日:月水木金土日 9時〜18時
※水曜日、金曜日、第一土曜日は21時45分まで夜間開館
休館日:火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
- チケット入手方法
美術館内
- 料金
・€15(18歳未満は無料)
・日本語オーディオガイド €5
(貸出のNintendo DSまたはお持ちのスマートフォン)
- 支払い方法
・美術館チケット売場窓口:現金、クレジットカード
・自動券売機:クレジットカードのみ
- オススメのチケット
・オンラインチケット €17 チケットを購入する(フランス語、英語のみ)
事前予約ができるので、当日チケットを買う待ち時間をカットできます。
・パリ・ミュージアムパス パスを手に入れる(日本語)
パリ市内の美術館、博物館、ヴェルサイユ宮殿まで観光できちゃう「フリーパス」です!
2日券:€48
4日券:€62
6日券:€74
- お得な情報
・毎月第一土曜日の18時〜閉館まで無料
・金曜18時〜閉館まで26歳未満無料
・48時間以内であれば「ウジェーヌ・ドラクロワ美術館」を無料で見学
・混雑回避のため開館直後の午前中または夜間開館時間帯を狙って入館しよう!
・「Affluences」アプリ(フランス語、英語のみ)をダウンロードして美術館の混雑状況を確認できる
ルーヴル美術館へのアクセス
地下鉄:1番線または7番線
パレ・ロワイヤル=ルーヴル美術館(Palais-Royal/Musée du Louvre)駅
14番線ピラミッド(Pyramides)駅
バス:21、24、27、39、48、68、69、72、81、95番
私の場合、安全対策を考えて、G7という「タクシー予約サービス」(フランス語、英語のみ)アプリを使って行きました。
G7を入手する(フランス大使館のWebサイトへ飛びます)
グレードにもよりますが、ベンツやレクサスなど高級車でお出迎えしてくれます。
ルーブル美術館の特徴
- 7万3000平方メートルを超える敷地
- 約38万点のコレクション
- 約3万5000点もの美術品の展示
- 毎年1000万人が訪れる
私がルーヴル美術館に初めて行った時は、広すぎてかなり迷いました(泣)
有効的に時間を使いたいけど、混雑しそう・・・
館内で迷わないかな・・・
どの作品を見るべきか迷ってしまう。おすすめの作品は?
休憩できる場所はある?お土産は?
そこで、私の実体験をもとに、ルーヴル美術館の楽しみ方を徹底ガイドしちゃいます♪
私のオススメ!3時間で名画鑑賞プラン
「効率よくミュゼを巡る方法」を私の感想と一緒に、オススメの名画を紹介していこうと思います。
所要時間:3時間程度
セキュリティチェック(受けるまで30分以上かかりました)
ナポレオン・ホールでチケット購入(当日購入で10分。意外と早く買えました!)
いよいよ名画鑑賞!
私のオススメは、①から順番に巡回していくのがオススメです。道中では、お土産やカフェ休憩することもできて大満足です♪
①ミロのヴィーナス(シュリー翼1F)
最初に見たのがこちらの作品。
色んな作品を見ながら、自分なりにどんな仕草を表現した作品なのか考えるのは楽しかったです。
- 作品のご紹介
1820年のメロス島での発見よりこの神像は、美の女神アフロディーテ、もしくはミロで崇拝されていた海の女神アンフィトリテを表現しているともいわれている。また腕や装飾品は見つかっておらず、現在ではそのための固定の穴のみが残っている。布が落ちていく瞬間の脚を閉じる仕草、その美しい肌のなめらかさやボディラインは、ヘレニズム美術の傑作といわれる作品。
②サモトラケのニケ(ドゥノン翼1F)
階段の中央に堂々と立つ、翼を大きく広げたあの彫刻が見えました!
とてもおお〜きな作品です。
紀元前に、こんなに巨大で精巧な彫刻を作れることに驚いてしまいました。彼女が着ている布の表現が、風を感じさせてくれます。
たくさんの人が集まっていますが、写真は近くで撮れますよ。
- 作品のご紹介
「ニケ」はギリシア語で勝利の女神を意味。
この作品は、エーゲ海のサモトラキ島で発見されたヘレニズム彫刻の傑作です。前2世紀初頭の海戦の勝利を記念するため、ロードス島民が奉納品として献上したものといわれている。元々は118片のバラバラだったパーツで、全ては発見されていない。後に、右手の部分が見つかった。
また、スポーツブランドのNIKEのロゴがこの女神の翼をモチーフとしたり、映画『タイタニック』の船首に立って両手を大きく広げる有名なシーンは女神ニケを真似たものだそう。
③聖アンナと聖母子
- 作品のご紹介
マリアの母・聖アンナと、マリア、イエスの3人が描かれている。
アンナの頭部を頂点とした三角形に収まる幾何学的な構成は、レオナルド・ダ・ヴィンチの研究の典型であり、次世代の芸術家たちに多くの影響をもたらした。この絵画はルイ12世の娘の誕生を聖アンナに感謝するため献上したといわれている。また、背景の山は空気遠近法により淡く青みがかるように描かれており、イエスがまたがろうとする子羊は、将来の受難の運命を象徴している。
④カナの婚礼
モナ・リザの後ろにある大きな絵画です!(モナ・リザに気を取られて見落とさないように)
色使いがとても華やかな大作でした。
- 作品のご紹介
横幅9mを超える大画面に描かれた華やかな宴の場面。そこで「イエスが水をぶどう酒に変える」奇跡の物語を描いたもので、描かれた人物は総勢132名にもおよぶ。イエスとマリアは画面の奥の小さく描かれ、新郎新婦は左端にいる。中央で音楽を奏でる人の中には、ヴィオラ・ダ・ガンバを手にして白い衣装を着た楽士が画家自身の姿でもあるといわれている。
⑤モナ・リザ
いよいよ、待ちに待った名画です!
たくさんの人たちでごった返している先に、防弾ガラスと警備員のスタッフに囲まれた名画を見つけました!列に並んで、近くから見ることができます♪
ん?意外とサイズは小さい。けど神秘的・・・。彼女が私をみて微笑んでいます。
彼女の美しい微笑みに吸い込まれそうになりました。
- 作品のご紹介
《モナ・リザ》の歴史は未だ闇に包まれている。
その微笑みはリーザ・デル・ジョコンドのもので、フランス語では「ラ・ジョコンド」の由来。
さらに、肖像画の発注経緯、レオナルドが制作にかけた時間、さらには画家が作品を保有していた期間、フランソワ1世のコレクションに入ったかも、これら全てが明らかになっていない。
背景の空気による遠近感、その荘重さ、統一感、当時の他のフランドル肖像画においては存在しない半肖像画。
モナリザの隣の展示室701でお土産
モナリザの隣の展示室701でお土産GETしました。(所要時間30分)
ルーブル美術館や、モナ・リザ、パリのモチーフのお土産まで豊富に揃っています。
ステーショナリーやTシャツ、ルービックキューブなんてものまでありました。
宮殿の天井画もとても豪華で素晴らしいです。
私のオススメは、お土産として絵画のコースター(6枚入り)です!(私も購入しました。)
カフェ・モリエンで休憩(所要時間30分)
カフェは座るところがないほど、大人気でした!
美味しそうなサンドイッチや、キッシュ、スイーツをショーケースから注文できます。
美味しい軽食を食べながら、窓から見る凱旋門や公園はとても素敵ですよ!
⑥ナポレオンの戴冠式
この作品を世界史の図版でよく見ていたことを覚えています。
実際はとても大きな作品です。女性には憧れの一幕ですね!
- 作品のご紹介
パリのノートルダム大聖堂でのナポレオン1世と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠式を描いた作品。この中で、ジョゼフィーヌはひざまづいて戴冠されるところで、当時の年齢は41歳だったそうだが、作画中の女性は20歳前後でかなり若く描かれている。
後ろの正面を向いて白いドレス着た女性は、ナポレオンの母で、息子の結婚に反対したため、本来は式典を欠席していた。
また、絵をよく見ると、絵が修正されていることが分かり、最初の構図は、なんとナポレオンが頭上に冠を掲げて、自身に戴冠しようとするものであったというもの。
⑦民衆を導く自由の女神
- 作品のご紹介
1830年、七月革命の際に描かれたドラクロワの代表的な作品。
『民衆を導く自由の女神』の女性は、フランスのシンボルとして硬貨や政府のロゴマークなどに描かれる架空の女性「マリアンヌ」がモデル。また、左の山高帽をかぶっているのがドラクロワ本人といわれている。ドラクロワは現代的な主題を見出し、ロマン主義的情熱で歴史を表現した。
ちなみに、アメリカ独立100周年の記念にフランスから贈られたニューヨークの自由の女神像のモデルともいわれている。
3時間で回ってみた感想
ドゥノン翼をメインに巡回すると必見の名画は見れると思います。
私としては、リュシリュー翼や3Fももっとゆっくり見たかったなぁと思っています。
また、次回は、ルーヴル美術館だけでもゆっくり見学に訪れたいですね!
詐欺やスリも多いですから、安全対策はしっかりやりましょう。
ルーヴル美術館の歴史
ルーヴル美術館は”ルーヴル美術館”じゃない?
元々は、1190年にパリ防衛用の城塞として誕生したルーヴルは、1546年よりフランス王たちの主要な住居としてのルーヴル宮殿になります。
レオナルド・ダ・ヴインチも宮廷画家として”ここ”に滞在していたんです!
同じ宮殿内を歩くなんてワクワクしませんか?
世界的規模の美術館として創設されたのは1793年。
王室のコレクションとナポレオンが戦利品として持ち帰った美術品を展示するために、
ナポレオン美術館として1803年にオープンしました。
「ルーヴル大改修計画」? ルーヴルの秘密
ルーヴル美術館は、
- 地下のナポレオン・ホール
- 南棟のドゥノン翼 (DENON)
- 東棟のシュリー翼 (SULLY)
- 北棟のリシュリュー翼 (RICHELIEU)
の地下+ 3棟で成り立っています。
1989年、ミッテラン大統領は「グラン・ルーヴル」という大改修計画を発表。
近代化と450万人の入場者を受け入れる体制を整えるため、アメリカ人建築家イオ・ミン・ペイによるルーヴルピラミッドの建築、1993年に元々は大蔵省であったリシュリュー翼を加え、展示面積を2倍に拡大させました。
しかし、20年を経た今日、入場者数はその2倍以上の、ほぼ1000万人近くです!
エジプトのピラミッドは666枚の石で作られています。
「反キリスト教の数字が666とされている」こともあり、トム・ハンクス主演の映画『ダ・ヴィンチ・コード』では、「ピラミッドはサタンに関連している」なんて都市伝説も誕生しました。
実際は、ピラミッドの枚数が666枚だというのは間違いで、ピラミッド建設に反対する人たちが流した噂だそうです。
ルーヴルのピラミッドは673枚のひし形と三角形のガラスが使われています。
また、『ダ・ヴィンチ・コード』の中で、ルーヴル美術館に関する物語の部分は、すべて、ドゥノン翼で展開しているそうです。
世界第一級の38万点のコレクション
それ以来、その世界第一級のコレクションは世界中から集められ、展示されている約3万5000点の美術品のうち、最も古いものは7000年以上前まで遡ります。
全8部門からなるコレクションには、
古代エジプト美術部門、古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門、古代オリエント美術部門、イスラム美術部門、絵画部門、彫刻部門、工芸品部門、素描・版画部門です。
《モナ・リザ》《サモトラケのニケ》《ミロのビーナス》といった、世界中から賞賛を受け続ける傑作も収蔵しています。
レオナルドが肌身離さず持っていたと言われる名画《モナ・リザ》は1911年に1度盗難に遭いました。
その後もダメージを受けないよう、2005年に日本テレビの資金提供で現在の防弾ガラスの特別展示エリア(711展示室)に移されました。
また2015年のパリ同時多発テロ事件以降、ルーブル美術館ではチケットを買う前にセキュリティチェックを受ける必要があります。
私の場合、これが30分以上の順番待ちの原因でした。
素敵なスターバックス( STARBUCKS Coffee)、マカロンで有名なラデュレ(Ladurée)、があったり、マリアージュ・フレール(Mariage Frères)など待ち時間も楽しめると思います。
まとめ
- 事前にしっかり予習で効率よく巡る
- 事前予約ができるオンラインチケットやミュージアム・パスがオススメ
- 待ち時間もショップやカフェで楽しむ
- 自分なりにどんな表現なのか作品を考えてみる
- 宮廷画家気分で美術館内を歩いてみる
- 宮殿の天井画や装飾、公園も注目!
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