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日本のような国土の形をした南半球、ニュージーランド。
豊かな自然や牧歌的な風景のイメージのあるこの国には、日本とはまた異なる美しいトレッキングコースがいくつもあり、旅行者のみならず、週末には現地の方々も好んで出かけられるレジャーの一つでもあります。
今回はその中でも、南島に位置するエイベル・タスマン国立公園の初心者おすすめコースをご紹介したいと思います。
エイベル・タスマン国立公園とは?
エイベル・タスマン国立公園(Abel Tasman National Park)は、南島の北部、タスマン地方にあるニュージーランドでも比較的小さい規模の国立公園です。
小さいといっても海に面しているため、トレッキングのみならず、夏にはシーカヤックなどの海レジャーも楽しむことができる魅力的なスポットです。
トレッキングのコースはというと、片道なんと60km!
「ニュージーランドの初心者コースのレベル、高すぎ。」と思った方、ご安心ください。
これはあくまで全長のお話で、この中でもいくつかのコースに分かれています。
中には、キャンプ泊で3-5日かけて全て巡るものもありますが、
今回ご紹介するのは初心者でも楽しめる、片道が約12.4kmのアンカレッジ(Anchorage)/マラハウ(Marahau)間のコースです。
水上タクシーを使おう!
初心者おすすめとはいえ、片道に約4,5時間かかると言われているコース。
往復すると、最短でも8時間はかかるので、所要時間も気になる上に、体力に自信のない方は少し不安に思われますよね。
そんな時は、往路に水上タクシーを使いましょう!
このタクシーはマラハウからアンカレッジまで送り届けてくれる、心強いサービスです。
予約・購入は、マラハウのインフォメーションセンターにて可能です。ただし写真の通り、1回の乗船者数に限りがあり、運行本数も決まっているので、ネットからの事前予約をおすすめします。
Marahau Water Taxis
料金は今回のマラハウ/アンカレッジ間の片道で大人$40。
片道が往復か、また距離によっても料金は異なります。
カフェで乗船待ち!
マラハウは海辺に面した、とても小さい町。
観光する場所も限られているので、水上タクシーの出発を待つ間は、インフォメーションセンター横のカフェで過ごすのはいかがでしょう。
フックド・オン・マラハウ(Hooked on Marahau)は、内容が青と白を基調としたかわいらしいお店で、NZカフェの定番、フラットホワイトが楽しめるほか、ケーキ類やランチ・ディナーメニューも充実しています。
公式サイト:Hooked on Marahau
カフェでエネルギー補給をした後は、いよいよ水上タクシーで出発です。
海上での見どころ!
出発してから少し経つと、ガイドさんからのアナウンスが。
見ると岩が真っ二つに割れているではありませんか!
これはスプリット・アップル・ロック(Split Apple Rock)といい、つまりは「真っ二つに割れたりんご(岩)」。
誰かが観光名所にと、人工的に作ったかと思いきや、実は自然にできたものなのだとか。しかしガイドさん曰く、なぜ2つに割れたのかは不明なのだそうです。
不思議なスポットの他、運が良ければ、近くの岩場などに生息している野生のアシカにも出会うことができます。
近距離タクシーで約1時間の移動と、案外時間がかかるなと思っていたのですが、こんな体験ができるのなら納得です。
ただしこの水上タクシー、すごいスピードで走行するのでご注意くださいね。
アンカレッジへ到着!トレッキングスタート!
楽しい海上の旅が終わり、アンカレッジへ到着です。
下船場所はビーチですが、簡易な橋を用意してくれるので、足元が濡れる心配はありません。こんなきれいなビーチから、いよいよ復路:トレッキングのスタートです。
トレッキングコース復路
ニュージーランドのトレッキングコースには、写真のような緑色の看板に、場所の名前や距離などが書かれたものがあるので、位置の確認や距離の目安が分かります。
今回のルートは比較的わかりやすいものですが、道中にあるこの看板を見て、時々場所や残りの距離を確認するようにしましょう。
お手洗いについてはアンカレッジに設置されているので、トレッキングを始める前にここで済ませておきましょう。道中にお手洗いはほとんど見かけませんでした。
トレッキングコースは、下船したビーチ沿いを歩いた後、緑が生い茂る方へと足を進めていきます。しばらくゆるい登りが続きますが、友人との会話や道中の草花の観察が問題なく楽しめるレベルです。
しばらく登っていくと、先ほどいた海が見渡せる絶景スポットがあります。
エイベル・タスマン国立公園は海沿いを歩く箇所が多いので、海の景色を眺めながら、森林浴を楽しむことができるお得なスポットです。
上のような開けた場所もいくつかあるので、持ってきたお弁当を広げて休息もばっちりできます。
ただし、道中にはゴミ箱が設置されていませんので、必ず出たゴミは必ず持って帰るようにしましょう。
どんどん変化する道中の景色!
森の中を歩いていると、日本にはないような植物も見ることができますが、かぶれや怪我などを引き起こす可能性もありますので、むやみに触らないようにしましょう。
また写真のような、野鳥に出くわすこともあります。
小さくてかわいいですが、くちばしが鋭くなっていますので、距離を保って観察するようにしましょう。様々な動植物を楽しみながら、景色はどんどん変わっていきます。
木々の多い場所を歩いているかと思うと、今度は大小いろんな川や滝にも出会います。
森林からの新鮮なおいしい空気に、さらにマイナスイオンが追加され、トレッキング中の疲れも吹っ飛びます。
異国の街でショッピングや食べ歩きを満喫するのもいいですが、このように自然の中で、自分の体をリフレッシュさせるのも、また違った旅行の楽しみ方ですね。
水辺のマイナスイオンを味わった先には、小さなビーチを見つけました。砂浜部分が少しぬかるんでいる状態だったので、潮の満ち引きによって現れるようです。
一定時刻に通りかかったトレッキングの人たちだけが会うことのできる、秘密の場所のようです。
トレッキングもいよいよ終盤!
初心者の私の足で、途中寄り道をしながら歩くこと、約5時間。
ついにコースの終わりが見えてきました。木々や海を見続け、最後に待ち受けたのは、海水の青色部分と土の茶色の部分が合わさった、大きな干潟とそこにかかる味のある橋でした。
干潟よけの橋のようなので、そこまで高さはありませんでしたが、橋の上からみる干潟の模様と色のコントラスト、その先にどこまでも続いていく海の景色は本当に美しかったです。
この眺めを堪能したら、今回のアンカレッジ/マラハウ間のトレッキングは終了です。
トレッキングの注意点
片道4,5時間の初心者コースとはいえ、海辺や森林といった自然の中を歩いていきます。
もちろん、アスファルトなどで舗装はされていませんし、水辺の近くはぬかるんでいて滑りやすい状態になっています。
また、日差しの入る箇所と日陰の続く箇所があり、体感温度に差がでる時もあります。トレッキングに挑戦される際は、滑りにくい靴を履き、体温調整ができる服装を準備しましょう。
また万が一の時に備え、非常食や多めに水分を持っていくのもよいでしょう。
そしてこれは大前提ですが、体調がすぐれないときは別日に延期するなど、無理をしないようにしましょう。
まとめ
- エイベル・タスマン国立公園のトレッキングコースは、初心者でも楽しめる日帰りコースがある!
- 片道に水上タクシーを使えば、海上の観光もできる!
- アンカレッジ /マラハウ間は、森と海の両方が楽しめるお得なコース!
- 十分な装備と万全な体調で!
普段自然に触れることもなく、運動する機会もないという方やトレッキングをしたことがない方であっても、このコースなら無理なく楽しめます。
トレッキングデビューして、ニュージーランドの大自然を存分に味わってみてくださいね!
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