真冬のモロッコで神々しい朝日を見る!防寒対策を忘れずに

モロッコってどんなところ?

最近映える!と女子に大人気のモロッコ。
北アフリカに位置していて、面積は日本の1.2倍。

四つの山脈が横たわり北側の平野部と南側の砂漠では景色が大きく変わってきます。
イスラム教の国の中では、比較的旅行のしやすい国というのもポイントですね。

見どころもめちゃくちゃ多くて、間違いなく映えます!

モロッコの旅行に必要な日数は?費用は?

結構広い国なので長期の方が理想ですね。
オススメの街は外さないで欲しいとなると、それでも10日間ぐらいが理想かなと思います。

逆に短めの日程だと体力に自信のある方におすすめです。
そんなにお休み取れないってなると、8日間で駆け足でしょうか?

費用は1つか2つの都市滞在だけなら10万円以下でもできますし、
周遊だとツアーで20万円から30万円といったところでしょうか?

真冬のモロッコってどんな感じ?

モロッコは北アフリカに位置していますから、アフリカ=暑い!
真冬でもTシャツ一枚でオッケーでしょ?と思っていませんか?
私も正直旅行に出発するまではそう思っていました。

夜は冷えるかもしれない。だから羽織るもの一枚くらいあれば平気でしょ?
なんなら昼間はサングラスに帽子、日焼け止めクリームもいるかも?
ってくらいに軽く考えてました。

でもモロッコの真冬はすごく寒いです!!!

添乗員付きツアーで出発なら、寒さ事情などの大事なポイントは教えてもらえます。

しかし、個人で出発だときっと私みたいに真冬でも平気でしょ?と甘い考えで現地で寒い思いをする事になるかもしれません。

気を付けましょう…!

モロッコに着いてから震え上がらないためにも、
真冬のモロッコに備えてしっかり防寒対策したいですね。

モロッコは一年中、朝晩と日中の気温差があります。
1月だとマラケシュでも最低気温10℃以下最高気温25℃以上だったりします。

他の町だとフェズやシャウエンで最低気温5℃以下、最高気温20℃前後といったところです。
砂漠の町メルズーカだと最低気温0℃前後、最高気温20℃前後ぐらいになります。

そのためサハラ砂漠で朝日を見るぞ!と張り切っているあなたは防寒をばっちりお願いします。

サハラ砂漠でいよいよ朝日鑑賞!

朝日が出るまで、砂漠のビューポイントでじっと0℃前後の気温の中にたたずむわけです。

「さ、寒い・・・」

カイロは必須アイテムです。
ダウンジャケットもあった方がいいです。
手がかじかんでくるからもちろん手袋も忘れずに持ってきてください。

時間帯は、朝の6時くらい。

ふと上を見ると、サハラ砂漠でキレイな星空が見えました。町の明かりに邪魔されない空一面にこれでもかっ!!というくらいの星が散りばめられています。

「き、キレイ・・・。」

寒いけど、思い出に残るくらいキレイな星空でした。

で、ついに日の出の時間です。


この神々しい朝日を見るためにモロッコに来たくらいです。

 

らくだ、冷たすぎです!

らくだに乗ってる時につかまる支えは金属性で冷たいです。
靴下は二枚くらい重ねて履いたほうがいいかもしれません。

そして、せっかくらくだに乗ってサハラ砂漠で写真を撮るんですから
スカーフやショールを巻いて雰囲気を出しましょう!

民族衣装のカフタンやジュラバを着られるともっと雰囲気がでますね。
上から被れば防寒にもなります。

らくだ引きのお兄さんたちが貸してくれる事もあります。

その後、朝日がでてきて、じんわりと身体を温めてくれる瞬間は、今まで寒さに耐えてきた自分へのご褒美のようにじわじわと幸せな気分になってきます。

空一面の星空と砂丘から昇る神々しい朝日の二つの感動で満たされて、本当にモロッコに来てよかったなぁとしみじみ思う時間ですね。

モロッコの防寒は重ね着が基本!

砂漠に行かなければ防寒しなくてもいい?!

・・・そう思ってました。

しかし、朝晩の寒さと日中の暑さの差が激しいです。

だからシャウエンやフェズ、マラケシュの観光もしっかり防寒しましょう。
山を越えなくても防寒は必要です!

そして、宿泊するホテルでも防寒は必要です!!

モロッコのホテルはアフリカ基準なため、ホテルのランクの差が激しいです。
ホテルによってレベルがまちまちでバランスが悪いです。

もし予算に余裕があれば、リヤドのラグジュアリーなホテルに泊まって快適なホテルに宿泊したほうが安心できます。

アフリカのホテルは日本のホテルと違って、標準的なホテルがお手頃価格で中々みつかりません。

ホテルにお金をかけられない、、、って人は、多少の我慢をしないといけないかもしれません。

夜遅くにホテル到着するとシャワーから熱いお湯がでない事がよくあります。
ホテルのシャワーは給湯式じゃなくてタンク式が一般的です。

ホテルに泊まっているお客さんが一斉にシャワーを浴びちゃったら、タンクのお湯は空っぽです。
当然お湯が沸くまで時間がかかるので待たないといけません。

お湯が出ないから部屋を替えて!って言ってもどの部屋も同じです。

私は一刻も早くシャワーを浴びたくて、水シャワーの洗礼を浴びたこと何回かあります。
疲れてたら、水でもダイジョウブ。

服を脱ぐ前にお湯が出るか確認しましょう!
出なければ、いっそ夜は諦めていったん寝てしまいましょう。

冬は汗をかいていないと頭を切り替えるしかありません。
足元だけでも洗うとか工夫しましょう。

「どうしても!」のとき限定、気合の水シャワーです。
風邪をひかないようにしましょうね。

私の経験だと、明け方だと熱々のシャワーを浴びられることが多いです。

そして問題は、ホテルにドライヤーが置いてないところが多いです。

絶対必要!って方は必ず持っていきましょう。必ず海外の電圧に対応できるものを持っていってくださいね。

たまに、日本仕様のドライヤーを持ってきて使う人がいますけど、コンセントから火を噴いたり、ホテル中の電源を落としてしまいます!(何度がそういうの見たことあります)

お湯も出た!ドライヤーもあった!ラッキー!

そう思ったのも束の間。
さあ、ようやく寝られると思ったら「エアコンの調子が悪い」または「エアコンを切っている」ということもあったりします。

ということでホテルのなかでも、寒いです

もちろんお部屋の交換をお願いしてみるのもいいですが、夜遅くのチェックインで部屋交換の交渉でどんどん寝る時間が減っていきます。交換してもらったお部屋が完璧の保証もないです。

「ここはモロッコ。」と、
ある程度はゆったり構えて多少目をつぶれるところは目をつぶった方がいい場合もあります。

広いモロッコを旅行する時の体力は大切です。

寝る時間はしっかり確保しないと最後まで元気に旅行を楽しめないかもしれないです。

真冬観光はモロッコの穴場な時期

寒い思いをするなら真冬のモロッコはやめようかな…。

ちょっと待って下さい!
たしかにガイドブックにも真冬がおすすめとは書いてないかもしれません。

でもここ最近、モロッコは目を見張るものがあるほど大人気です。
特に写真をたくさん撮りたいシャウエンの人気スポットはいつも人がいっぱいでゆっくり写真が取れないことも多いです。

けど、真冬に来れば写真も撮り放題です!

真冬の日中はとても暖かくて過ごしやすいです。
人混みもそれほどでもなくてメディナのなかも歩きやすいです。

熱々タジン鍋も冬は特に体も温まっておいしさも格別です。

それよりもなによりも真冬の時期は、ツアー代金が安いのです!
浮いた予算でラグジュアリーなホテルにも泊まれます。

だから真冬の方がいいんですよ!

 

夏は正直、暑すぎて体力もすごく使うし、おなかもよく壊します。

観光客であふれて、スリの危険性も高くなります。
メディナの中は、色々なにおいが充満してつらい時もあります。

そのため、防寒対策をしっかりすれば真冬のモロッコは楽しめる穴場シーズンです!

まとめ

  • モロッコでは寒暖差が激しい
  • サハラ砂漠の朝日鑑賞に行くなら、しっかり防寒対策する
  • ホテルの中でも寒い
  • 真冬はモロッコ観光の穴場シーズン

それでは真冬のモロッコでエキゾチックな体験を!

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