ニュージーランドは、ナルニア国物語、ラストサムライ…。
数々の名作映画のロケ地で有名です。
中でも、ロード・オブ・ザ・リング、ホビットシリーズは有名ですよね。
ロード・オブ・ザ・リングの、ロケ地は「北島」と「南島」の2つに分かれているのですが、今回は各島の代表スポットを紹介していきます。
また、観光していた道中に思いもよらぬアクシデントが…!
記事の最後まで楽しんでお読みください🥰💕
北島「 ホビット庄」
ロード・オブ・ザ・リングの主人公:フロド、ホビットの主人公:ビルボ達ホビット族が暮らす、ホビット庄。
このセットがそのまま残されているのが、(Hobbiton)です。
北島のオークランド(Auckland)から少し離れた、マタマタ(Matamata)という場所にあります。
余談ですが、ニュージーランドには同じ音、似た音を繰り返す地名が他にもあるので、ぜひ地図を広げて探してみてください。
ホビトンまでは送迎を含むツアーをいくつかの会社が開催していますが、今回はソラハピという、ツアーを割引価格で申し込むことのできるサイト経由で申し込みました。
ツアーでは、オークランドからホビトンまでは、車で約2.5-3時間。途中、ニュージーランドらしい、牧歌的な写真スポットにも寄っていただきました。
現地到着後、ツアー開始に少し待ち時間を要する場合がありますが、そんなときはお土産屋さんをのぞいてみましょう。
映画グッズの購入はもちろん、ここから購入した絵葉書を送ることができます。ホビトンからの絵葉書、記念になること間違いなしなのでぜひ送ってみてくださいね。
待ち時間の後、いよいよ場内ツアーがスタートです!
映画のセットがある敷地に入る際は、ホビトン自身が専用のバスツアーをしていて、決まった時間にある程度の人数でガイドさんと一緒に回る仕組みになっています。
参加したのは平日でしたが、30人ほどの大型観光バスの8割ほどがうまっていて、国籍もばらばらでした。
先ほどのお土産屋さんもある、エントランス/インフォメーションから撮影現場まで、バスに揺られていると、映画のサウンドトラックが流れ始めました。
車内に流れる音楽を聞きながら、窓の外に広がる映画の景色を眺める。ファンにとっては、こんな贅沢な移動時間があっていいのかと思ってしまう程でした。
ロケ地へ到着し、ここからはガイドさんの説明を聞きながら、歩いて場内を見学していきます。
敷地内には実際に野菜や草花が育てられており、洗濯物が干されていたりと普段からホビットが生活しているような村が広がっていました。
ホビット達が暮らすあの有名な丸いドアのついた家も、もちろんいろんなところで見ることができますが、人間が入ることのできるサイズや、現代世界でもホビットサイズの小さなものまで、大きさの異なる家がいくつもありました。
映画には小さなホビットの他に、彼らよりも大きい人間や他の種族も登場するので、サイズ感の違いから、その時々の撮影にあった家を用意していたそうです。
一部の家ではツアー参加者が実際に家の中に入って、記念撮影をすることもできます。
場内ツアーの最後は、ホビット庄のパブ、グリーン・ドラゴンにて飲み物を頂きます。ソフトドリンクやアルコール類もあり、その中から1杯をチョイスします。
(飲み物はツアー料金に含まれていました。)
その後は専用バスにて、現実の世界へ戻っていきます。
場内全体の面積はそこまで大きくないものの、ホビットが暮らす場所を存分に味わうことのできる、大満足ツアーでした!
南島「エドラス」
ホビット庄のロケ地が北島にあるのに対し、南島には人間の王国:ローハンの王都であるエドラスの撮影場所があります。その名もサンデー山(Mt. Sunday)、「日曜日山」です(笑)
ここを目指すには、クライストチャーチ(Christchurch)、またはウィンタースポーツの拠点で有名なメスベン(Methven)からツアーがオススメ。エドラス以外にも、ステキな場所ばかりでした。
予約は先ほどのホビトンツアー同様、ソラハピから予約可能です。
今回はメスベンから乗車し、最初のスポットまで1時間半ほどのドライブでしたが、車内ではドライバー兼ガイドさんの映画や周辺エリアについての説明や、映画の出演者インタビュー、撮影風景など、映画にまつわる映像をたくさん流してくれました。
例えば、映画撮影中のレゴラス役:オーランドブルームさんは、役柄のヘアメイクの都合からか、当時は髪型がモヒカン状態だったので、インタビューやオフの日の映像なども、もちろんモヒカン姿での登場でした。
長いブロンドヘアが素敵な、イケメンエルフ役:レゴラスの意外な一面を見ることのできる、貴重な映像資料でした。
車内を楽しんでいると、バスはとある場所でいったん停止します。着いたのはエドラスの少し手前に位置する、クリアウォーター湖(Lake Clearwater)。
南島にある有名なテカポ湖(Lake Tekapo)やそのお隣のプカキ湖(Lake Pukaki)のミルキーブルーとは違い、コバルトブルーが美しい湖で、後方の雪の積もる山々とのコンビネーションが、いかにもニュージーランドらしい風景を作り上げていました。
少し休憩をはさんだ後、ツアーの一行はついにエドラスの地、サンデー山のふもとに到着します。
写真手前の岩肌が見える山の頂、そこが撮影で使われた王都:エドラスです。頂上までは徒歩となるため、スニーカーのような、ヒールのない靴でツアーに参加したいです。
天候が悪いと頂上まで行けない場合もあるらしいのですが、参加当日は風が少し強いものの、快晴でした。他に同乗している、ツアーメンバー(多国籍)と元気に出発です!
山の手前まで、すこし平坦コースを歩きながらウォーミングアップです。途中、定員1人という極細の橋に遭遇するので、ルールを守って1人ずつ渡りましょう。
後方の山々が大きいので、サンデー山が最初は小さく見えたのですが、いざ登ってみると高さはさほどないものの、少し急こう配が続きました。
全員無事に登頂すると、各自撮影タイムに入ります。
ツアーの魅力は、優しいガイドさんと美しい景色が見放題なところはもちろんですが、メインキャラクターの剣(レプリカ)とローハンの旗を貸していただけるところもお見逃しなく。
参加者で順番に借り、いいアングルを探して、ポーズを決めました。北島のホビトンもそうですが、自分が今実際に立っている場所であの大作が撮影されたと思うと、何とも言えない感動を味わうことができました。
存分の山頂での景色と撮影を楽しんだ後は、名残惜しくも下山し、近くのロッジで遅めのピクニックランチをいただきます。
ツアー会社お手製のサンドイッチとチップス、飲み物はまさかのスパークリングワインでした。
ガイドさんと参加者の皆さんとで、ツアーの成功に乾杯し、どこの国から来たのか、今回のツアーはどう感じたかなど、自然と会話の弾む楽しいランチタイムを過ごしました。
お腹も満たされ、一行は来た道を戻り、今回のツアーは終了です。
ツアーの途中にて、ひつじの群れに遭遇しました!
車は一時立ち往生したのは、ニュージーランドらしい土産話です。
まとめ
- ニュージーランドには、ロード・オブ・ザ・リング、ホビットシリーズのロケ地が国全土に点在している!
- 北島のホビトンで、かわいらしいホビット族の暮らしを体験すべし!
- 南島では、大自然の中にそびえるエドラスを訪れるべし!
一度映画を見たことがある人も、ツアー参加間近には再度見ておくことをおすすめします。
映画の記憶が鮮明になり、実際にロケ地を訪れたときの感動が、さらに大きくなること間違いなしです!
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